yutty2886kunのブログ

中学生で摂食障害となり、筋トレをきっかけに克服し、10代で起業を目指す18歳。オンラインでの心理相談、子供たちへの配食サービス、気軽に来れるパーソナルジムなどの事業を展開したい。

摂食障害を克服するまでの軌跡

f:id:yutty2886kun:20210228205443p:plain 本記事をご覧いただきありがとうございます。

前回の記事と重複する内容ですが、より詳細に書きました。また、YouTubeも始めようと思うので、ぜひ、チャンネル登録よろしくお願いします。

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僕は「摂食障害」に中学生から悩まされてきました。その原因となったのは、部活動の引退、勉強への不安であったと思います。僕は自分と周りを比較して、自分を評価するような負けず嫌いな性格でした。

当時はバドミントン部に所属していて、全く太ってなどいませんでした。でも、周りの友達が細い人ばかりで、筋肉で足が太いというのがすごくコンプレックスだったこともあり、僕の性格が悪い方向に動いてしまいました。

 

はじめは、ご飯を普通に食べ、ジムで体を動かし、体重を管理していたのですが、次第に数字への執着が強くなり、運動はそのままに夜ごはんを抜き始め、さらに給食をほかの人にすべて配り、昼を抜き始め、朝は親にばれないようにみそ汁を少し飲みあとはすべて捨てて、登校していました。そんな生活が習慣となり、どんどん体重が減っていくのが快感になっていきました。しかし、もちろんお腹が死ぬかのかと思うほどに空いてきます。そこで、僕は休日に親にバイキングに連れて行ってもらい、死ぬほど食べ、その一食以外は食べ物は何も口にせず、食欲を抑えていました。つまり、1週間で2食のみの生活でした。

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そのころには友達から、「お前痩せすぎじゃない?」、「ぎろぎろじゃん」、「もっと食べたほうがいいよ」などと言われていましたが、気にも留めず、不思議なもので周りと比べて明らかに自分のほうが太っていると錯覚してしまうのでした。受験が近づいていることも「摂食障害」の進行に拍車をかけました。

 

 

僕は塾に通っていたのですが、全く食べていないにもかかわらずなぜか異常なほどに集中できて、テストの点数はうなぎ上りに上がるのです。食べない分集中力が上がっているからなのか分からないのですが、着々と模試の結果が良くなっていきました。このころにはもう骨と皮のような状態になっていました。

 

この時から僕は、教師からは眼光がすごいけど大丈夫かと心配されるようになりました。自分では気づかなかったのですが、極限状態になっていたのかもしれません。こうして、勉強を続けながら親に何も悟らせないように、体重を落としていき、入試の日を迎え、県内難関と呼ばれる高校へ進学しました。

 

その時は合格したらダイエットを止められると安易に考えていました。しかし、学校が始まってみると、結局食べられなかったのです。体重の数値が少しでも増えることに恐怖を感じ、ダイエットが頭の中を支配していました。勉強にはついていけなくなり、体育も全くできないような感じでした。このままではまずいと思い、母親の弁当をしっかり食べることにしてみました。その時は自暴自棄になり、もう太ってもいいやという考えになっていました。それから数日経つと、逆に食欲の鬼が襲ってきました。朝からとてつもない勢いで食べ始めるのです。朝ごはんを食べてから、隠れて30センチもあるパウンドケーキを平らげ、おばあちゃんに大量のお菓子をもらい、学校でも休みの時間は常に何かを食べていました。学食の移動販売が来た時も大量に買い込み、一日中食べていました。そんな日が何日か続くと、当然体重は増え、顔もパンパンになってきます。すると、今度はまた食べないようにしようという考えに切り替わります。カロリミットというダイエットサプリを買い、弁当を食べる前に規定量の5倍ぐらいを飲み、弁当を食べていました。また、弁当を食べたら、食べたカロリーを消費するためにすぐにトイレに行き、何百回も個室の中でスクワットを繰り返していました。その時はまだ食べていたから少しはましだったのですが、やはり体重の増加が恐怖となり、今度は母親の弁当さえも捨て始めました。

 

こうしてまた食べない日々が続くようになってしまいました。しかし、今度は食べなくなるだけでは済まなかったのです。どうにかして、食べても太らない方法はないかと考えた結果、食べても吐き出せばいいんだという考えに行きついてしまったのです。食べたいという気持ちと痩せたいという気持ちが拮抗し、大量に食べて、トイレで吐き出すという生活が始まりました。ここからが本当の地獄だったのです。

 

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たいていの人は、「摂食障害」が進んでいくと次に、食欲をコントロールすることができなくなる「過食症」に陥ります。そして、さらに進行すると「過食嘔吐」と呼ばれる状態になります。この過食嘔吐にも段階があり、はじめは指を喉の奥に突っ込んで吐くやり方で、次の段階では割りばしのような長いものを使い嘔吐をしていました。そしてさらに悪化すると、シリコンチューブを飲み込み、胃の内容物をすべて出すのです。

これが最終段階です。こうなるともう手が付けられません。過食嘔吐が習慣となり、なくてはならない存在になってしまうのです。僕も当時は過食嘔吐するために起き、そして事を終えたら寝るというとんでもない生活を送っていました。

 

当然こんなことをしていては、進学校の勉強についていけるわけもなく、どんどん学校に行かなくなってしまいました。これではまずいという気持ちもありましたが、その気持ちが余計に「過食嘔吐」を進行させました。

 

とうとう親も大きな異変に気付き始め、病院の精神科を受診しました。体重測定をした結果、その病院では対応できないほどの低体重でした。その他の病院にも親が電話しましたが、「年内には死にますよ」と言われたそうです。そして、大きな大学病院の精神科に行くことになりました。そして、医師から言われた言葉は「即入院です」という言葉でした。頭が真っ白になり、冗談でも言ってるのかと思うほど衝撃でした。しかしそれは現実でした。涙が止まらなくなった自分の横で両親も泣いていました。精神科病棟は精神に異常がみられる人を治療するための病棟であったため、扉で閉鎖されたところでした。看護婦と医者だけがカードキーを持ち、出入りできる仕組みになっていました。当然逃げ出そうとする人もいましたが、扉を開けることができないため、逃げられません。また、四階にあったためおそらく飛び降りないように窓さえもあけることができませんでした。まるで刑務所のような空間でした。周りでは、ずっと叫び声が鳴り響き、形容しがたい恐怖でした。こうして、入院することになった自分は常に看護師から行動を監視され、ベッドで寝たきりの状態になりました。何をするにも看護師を呼ばなければいけないという状況、考えられるでしょうか。食事は胃腸の機能が低下しているため、ごく少量しか食べさせられませんでした。頭は常に食べ物のことで支配されており、恐ろしいことに「早く退院してまた、過食嘔吐したい」という感情だけしかありませんでした。食事は毎週少しずつ増えていき、それに伴い体重も回復してきます。医師が出した退院の条件は、死ぬ確率がある体重の域から抜け出すことでした。そして、ある程度体重は戻り、月に一回受診するという条件で退院となりました。入院した当初は退院したらもう病院を受診することがないと思っていたため、月一の受信はショックをかなりショックでした。せっかく合格した高校も出席日数が足りず、通信制の高校に転校することになり、ずっと家にいるような状態になりました。

それが原因となり、激しい自己嫌悪を抱き、摂食障害の進行を加速させました。毎日毎日、食べて吐くために起き、部屋の中には隠れて親の財布から盗んだお金で買った大量の菓子パンがあふれかえっていました。その時は冬だったこともあり、暖房をガンガンつけていたので、パンにもカビが生えてきます。しかし、そんなものお構いなしで食べて、そして吐いてしまうのです。そんな生活を続け、体重が身長167cmに対してとうとう30㎏しかなくなってしまいました。こうなっては親も放ってはおけません。病院へ連れていかれ、二度目の入院となりました。

二回目の入院ということもあり、退院の条件がさらに厳しくなりました。

 

 

こうして二度目の入院から半年、退院することができました。しかし、体重は戻っても心は変わっていませんでした。結局また家に戻ると過食嘔吐を繰り返しました。毎日毎日過食嘔吐するたびに自分の生きている価値なんてない、死んだほうがマシなんじゃないかと考え、自分が自分をどんどん嫌いになりました。

そんな時、「ぷろたん」という筋肉ユーチューバーの動画を見て、こんなに毎日楽しそうにしてる人がいるんだなとふと思いました。ぷろたんを見ているとなぜか心が落ち着き、笑顔になりました。そんなぷろたんも摂食障害になりかけたらしく、この人のまねをすれば自分も摂食障害を克服できるんじゃないかと考えたのが、筋トレを始めるきっかけとなりました。そして、続けていくうちに思考が180度変わり、活力がわいてきました。それだけでなく、いつの間にか過食嘔吐は止まり、痩せたいという気持ちも消えていました。今や筋トレは僕にとって欠かせない存在となり、体も心もどんどん変わっていきました。

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以上が克服するまでの道のりです。ぼくもぷろたんのように人の心の闇に光を与えられるような事業を展開するためにも、頑張りたいと思います。もし、起業している方が見てくださっていたらコメントしてほしいです。また、精神的に落ち込んでいる人、精神疾患で悩みを持つ人もコメントしてください。僕が相談に乗ります。

ぜひ、応援よろしくお願いします。